鬼怒川の解禁

投稿者: | 2013年6月10日

6月9日、栃木県の解禁の第2陣として鬼怒川がオープンした。前評判は頗る良く、近年にない魚影があるという。

そのためか前日の午後川見をしていると車の放列に驚いた。そして、各ポイントにはもうテントを張って明朝が明けるのを待っているファンがいる。

東京鮎毛鉤釣り研究会(東京鮎研)と、地元の栃木ドブ釣り研究会(栃木ドブ研)の合同の大会本部のある氏家大橋下には、午前3時に東京鮎研の一行が乗ったバスが到着。福島からも数名の遠征組。解禁の挨拶にも熱気がこもる。

東京バス組は勝山城下の渕へ入川。早朝までまるで当り無。霧も出て嫌な予感だ。

早朝の勝山城下の渕
好漁の栃木ドブ研の皆さん

8時を廻ってボツボツ釣れだしたが解禁独特のお祭りの歓声はとうとうあがらず仕舞い。しかし右岸の流れ込みに腰まで入った数名は15~18センチ級が20~40尾台のダントツ。

一方、本命釣り場の高速道路下や新幹線下などの入川組はオデゴ続出の貧果にア然。また、阿久津川大橋の福島組もまるで当りなく、勝山城下に移動してきた。11時に納竿。

優勝の斉藤栃木ドブ研会長

その結果は、優勝が栃木ドブ研の斉藤次央会長。5尾の重量は264グラム、当りバリは「岡林4号」。

同二位は栃木ドブ研、大谷武男会員。240グラムで当りバリは「鮎将軍」。

大型賞の東京鮎研の笠谷会員

大型賞は19センチの大物をゲットした東京鮎研の30代若手のホープ、笠谷幸広会員。「自作の黒髪」に18尾当ったという。

当日はトモ釣りの人出も多かったが貧果。魚はまだ1ケ所にたまっているのだろう。日が照って雨があがれば水況も変わってチャンスタイムもあろう。

尚、大会を準備してくれた幹事諸氏、大変ご苦労様でした。釣果はともかく楽しい会となりましたことに感謝いたします。

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