解禁の興津川

投稿者: | 2022年5月30日

東日本ではアユ釣りの解禁が一番早い5月20日は静岡の興津川。

解禁日は地元釣友達の話しによると12センチの小型も混ざって10~50尾。大型は17センチ級と、まずまずの成績だという。

 

私は大型ねらいで21日の夕釣りも香鱗会の角谷学会長の案内で上流西星地区に試みた。

16時~18時半の2時間少々で7尾。

15センチ級であったが今年最初のアユ釣りは格別の楽しみがある。

当りバリは金針の「青ライオン 元黒黄ツノ」。

 

清水市のホテルで一泊。翌朝は4時出発。

本命の一ノ瀬のエン堤下に入川。

一時間ほどしても当りなく、昨日のポイントへ移動。

すでに地元ファン二人がサオを出していた。

その下手に入れさせてもらい、しばらくすると上バリの「黒い花びら」に当ってきた。しかし喰いが浅く、半分はバレる。

水温は15度以下、日が出れば魚も動くと判断。

休んで地元釣友と久しぶりの話しがつきない。

 

朝食をとって本命の水深3メートル近くの深場に竿を出す。

すると下バリの金針の「八ツ橋五段」に大型特有の小さな当りが。

それを我慢して次の大きな当りを待つと、大型アユならではの強烈な絞り込み。穂先は水没。80過ぎの人間でも大興奮。

休んで見ていた人達も立ち上って応援。

魚とのやり取りをして手元まで引き寄せ、さてタマ網に入れようとしたとたん、アユは毛バリからはずれ、私は思わず大声を上げた。

当日の最大のショーだった。

18センチオーバで昔から言われている海からの一番のぼりのアユなのでは。

 

6月に入ったら再度挑戦するファイトが湧いてきたのだった。

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