ツレナイ日記

投稿者: | 2015年9月30日

8月はアユが「土用隠れ」に入るのでアユ釣りも一休みというところだった。

この季節になるとアユは動から静に入ると昔から言われている。大きく成長してアユも初心(うぶ)でなくなる。ハリの恐ろしさも知り、非常に敏感になってきている。

また植物質のコケを主食にするようになってきているので、小昆虫を模したこのアユ毛バリに興味が減少しているのだろうか。でも盛夏でも釣っている釣り人もいるから立派だ。

9月の敬老の日の4連休を利用して富山の神通川へ釣行。

通称「ガケ」

今年の神通川の前評判は非常に悪く、例年遠方からやってくる友釣りファンも少ない。

8月に釣行した東京の仲間4人組は一人一日一尾の貧果であったという。

まず初日は夕釣りで、有沢橋上手にある通称「ガケ」に入川。

すでに5名程先客もいたが誰のビクも空。

しかしハネがあるので希望をもって昨年当った「玄亀」「黒八ッ橋」など試みたが、まるで当りがない。17時半になって初めての当りは加賀バリの「夕まづめ」。

18時日没で納竿となる。

翌朝は同じ場所に、日の出が5時半なのでその前に川に入る。
日の出と同時に「清水二号桜ピンクピンク」に強烈な当りがあって20センチ級。
でもその後はまるで当りなし。

午後は場所を変えて、昨年大釣りした空港上手の吉倉の渕へ移動。
夕釣りになると魚は岸部のトロ場に集まってくる。

バチャバチャと魚はハネるが毛バリには一向に興味がないのだろうか。
やっと「興浅」に22センチ級の大アユが当たって、丁寧にビクに入れる。

続けて2尾目も...。
しかしそこで ジ エンド。

そんなことであと二日も半日で一尾、一日で二尾という貧果。

神通川の漁協の人達によれば今年の貧果の原因はカタクチイワシの大量発生により海にいた子アユが食べられたという。

しかし例年毛バリで釣れるのに、今年のアユは性格が違うのでは...。
とにかくどこか違うのである。

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