水中写真家 内山りゅうさん

投稿者: | 2013年7月23日

先日、和歌山県白浜町在住、水中写真家の内山りゅうさんとお会いしました。

水中写真家 内山りゅうさん

内山さんは『アユ 日本の美しい魚』『田んぼの生き物図鑑』等、数多くの著書、写真集を出されています。

鮎の産卵から遡上、鮎が威嚇しているような貴重なお写真、また、仕事場も拝見させて頂きました。

内山さんに、どのようにして水中写真をお撮りするのかお聞きしたところ、オモリを20キロ!?つけ、酸素ボンベを背中に背負い、水中カメラを持って、長い時は6時間も「石」と化してシャッターチャンスをただひたすら待つとのこと。

魚の中でも鮎は特に敏感で頭がいいので、気配を消して待たなければいけないようです。冷たい川の中に、石と化して6時間!!!!!想像しただけで身震いがします。

和歌山県にある銚子川は高低差1000m以上、日本屈指の透明度を誇る河川。内山さんが案内役を務めた、銚子川に生きる川魚・鮎のドキュメント番組が今月26日金曜日、BS朝日で放映されます。若鮎の遡上も放映されるようです。

また、8月3日金曜日は、NHK BSプレミアム「美の壺」で「鮎の美」を内山さんがお話しします。

– ネイチャードキュメント ボクらの地球 –

日本で最も綺麗な川~水色の奇跡 紀伊半島・銚子川~
7月26日(金曜日)BS朝日
20時~21時54分放送予定
http://www.bs-asahi.co.jp/ourearth/index.html

– 美の壺 -8月2日(金曜日)NHKBSプレミアム
本放送 19時30分~19時59分
再放送 11時~11時29分
※NHKオンデマンドにて8月3日(土曜日)より14日間有料配信されます
http://www.nhk.or.jp/tsubo/index.html

最後に、内山さんに「鮎釣りはしますか?」とお聞きしたところ、「鮎がどこにいるか全てわかっているので、仕事を放り出して夢中になるでしょう。だから今は我慢しています」とのことでした。そして毛鉤を見て「おいしそう」と!!!

是非ご覧ください。

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